目次
7話のあらすじ
7話は第2章の始まりで、かごめがいなくなってから1年後の世界。
かごめ（市川実日子）の一件から１年、とわ子（松たか子）は自宅で一人暮らしを始めていた。高校に進学した唄（豊嶋花）が、通学しやすい旺介（岩松了）の家に引っ越したからだ。娘がいない寂しさを抱えながらも、生活を楽しもうと試行錯誤するとわ子は、ある日、公園で“謎の男”（オダギリジョー）と出会う。
そんな中、とわ子はしろくまハウジングのオーナーが外資系ファンドに会社の株を売却しようとしていることを聞かされる。もし会社が外資の傘下になって利益重視の経営に変わると、コスト削減のために人員整理が行われるかもしれない。会社としてのこだわりや職人気質の社員たちを守るためにどうすればいいか悩むとわ子を心配し、慎森（岡田将生）、鹿太郎（角田晃広）が続けざまにとわ子のマンションを訪れる。一方、八作（松田龍平）はレストランの仕事を休み、一人で旅に出ていた。
後日、唄への届け物のために外出したとわ子は“謎の男”と偶然再会する。夢中になれることや仕事についての会話で徐々に打ち解けていく２人だったが、ひょんなことから話題はかごめのことに。すると、とわ子の口から、ずっと胸に秘めていた親友への思いが止めどなくあふれていき…。
かごめの死から1年
とわ子が周囲の人たちの健康を気遣う描写は「体調の異変に気づいてあげられなくてかごめは1人で亡くなった」ことに対する後悔からきているのでしょうね。
そして「空野みじん子」の漫画が佳作を受賞したということを表すトロフィーが画面にうつり込み、北海道に1人旅に出たハ作〜などからもかごめの存在を感じました。
ラジオ体操で会ったオダギリジョー演じる謎の男とは、とわ子がバスの中に置き忘れたパンを取りに行ってくれたことから会話が始まります。
「好きなこと」を聞かれたとわ子は「好きな人」の話として、かごめのことを話し始めます。
昨年亡くなってしまったこと。昼間は元気だったのにその夜、突然だったこと。いきなり亡くなってしまったことが、幼稚園の頃に見たマジックショーを思い出させたこと。とても面白い子だったこと、、、話していくうちにこの1年の間に溜め込んでいたいろんな想いが溢れ出してきたようです。
話を聞いた男は「時間」の解釈について話をします。「時間は決して流れていくわけではなく、例えるなら点なのだ。5歳の頃のかごめも、10歳の頃のかごめも、20歳のかごめも30歳のかごめも、とわ子が覚えている限り存在している。心のなかで笑っているなら、彼女はずっとそこで笑っている」と。
だから亡くなった人を憐れまず、生きている人は、幸せを目指さなきゃならない、とも。
涙ぐむとわ子に差し出してくれたハンカチにはかたつむりのマークが。
良い話だな〜としんみりしたよね、、、この時までは…！
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しろくまハウジング、買収の危機！
とわ子はしろくまハウジングオーナーの息子から「父が株を売ろうとしている」という話を聞きます。
株を売ろうとしている相手は外資の「マディソンパートナーズ」。
1年前の「契約破棄騒動」がそのまま負債として残ってしまっているとのこと。
人員の削減を勧めるマディソンパートナーズのワカギに今まで職人気質で冷静だった近藤芳正さん演じる六坊さんが「人間はコストじゃない！」と声を荒げます。
とわ子は六坊さんと同じ気持ちだったので言ってくれてすっきりしたようです。
六坊さん、グッジョブ！
サイコパスなオダギリジョー
会社を残そうとした高橋メアリージュンさん演じる松林カレンは、外資の買収話をとわ子に内緒で進めました。
とわ子は松林を停職処分にしようとしますが、松林は、会社は辞めない！と断言してすべては社長の責任だと言います。
マディソンパートナーズの本部長が来社しますが、ここでとわ子は自分の目を疑います。
公園で会った謎の男の正体が、しろくまハウジングの株式売却の指揮を取っていた小鳥遊大史（たかなしひろし）だったのです！！
小鳥遊は会社でとわ子と対面しても、顔色一つ変えないどころか、また別の日に朝のラジオ体操で会ったときに平然と話しかけてくる！！
このオンとオフの切替のすごさがサイコパスで、視聴者も度肝を抜かれます。
それにしてもオンはオールバックに眼鏡、スーツをびしっと着こなすオダギリジョーに対し、オフは柄のパンツを履いてゆる〜い感じのオダギリジョー。
そのどちらの言動も服装も雰囲気も似合ってしまうのがオダギリジョー（連呼）ですよね。
やはりこのドラマ、配役が的確だな〜とまたまた唸ってしまいました。
三人の元夫たち
慎森と鹿太郎は2人で焼き肉を食べに行く仲にまでなっていました！
そこで慎森は「シンシン」（牛もも肉の部位である『しんたま』という部位の中の、ほんのわずかしかとることができない希少価値の高い部位）を食べ、鹿太郎は「カタロース」（肩ロース）を食べてる場面に笑ってしまいました。
慎森は紙コップでとわ子とワインを飲みながら「雑談もお土産もいらない。でも、好きな人との雑談は楽しいし、好きな人のお土産は嬉しい。好きな人となら紙コップで飲むワインもおいしい。僕はやっぱりキミのことが好き。」と直球で告白！
「キミは今、僕のことどう思ってる？」と聞かれたとわ子は「元気でいてほしい、ちゃんと睡眠とってほしい、野菜食べてほしい」と…元夫の健康を願うばかりです（笑）
普段はとことんひねくれて理屈っぽい慎森なのに、告白は素直にできるんだ！と意表を突かれました。
北海道の旅から帰った八作はとわ子の家にお土産を持ってきて、2人で食事をするのですが、八作はかごめのトロフィーを見つけてもお互いその事には触れずに話をそらします。
しかし帰り際に八作は「元気？」と言ってから間をおいて「ごめんね」と。とわ子もまた「ごめんね」と…。
それは『（ちゃんと好きになれなくて）ごめんね』と、『（あなたの気持ちに気づいてあげられなくて）ごめんね』という意味を含んでの「ごめんね」だったのかなと思うと、短いひとことなのに深い意味が込められているようで切なくなりました。
第7話の主題歌は2話と同じくfeat. BIM そしてアルバム発売決定！
7話は第2話の時と同様「Presence II（feat. BIM, 岡田将生）」でした。
今回BIMさんは劇中でバスに乗っていましたね（笑）
そしてなんと！主題歌を収録したアルバムが、6月23日（水）に発売します！
アルバム発売に先駆けて第7話のエンディング曲が、5月26日（水）0時より配信スタートしています。
【アルバム情報】
STUTS & 松たか子 with 3exes 「Presence」
「Presence I (feat. KID FRESINO) 」「Presence II (feat. BIM, 岡田将生) 」「Presence III (feat. NENE, 角田晃広) 」「Presence IV (feat. Daichi Yamamoto, 松田龍平) 」「Presence V (feat. T-Pablow)」その他 全10曲収録。
クセの強い人しか出てこない
とわ子がいちばん常識人で、その周りにはクセの強い人しかいないと思っていましたが、今回もやはりそうでした（汗）
前回「オダギリジョーが良い人でありますように！」と願いましたが…まだ望みは捨てていません！
サイコパスだけど、、、。きっちりアイロンのかかったハンカチ持ってるし、手作りのお弁当食べてたけど、、、既婚者なんてオチないですよね（汗）
来週の「元夫の焦り」というのも気になります！もはや慎森と鹿太郎コンビを見るのも毎週の楽しみになっています（笑）