2022年FIFAワールドカップカタール大会で出場しない8名の一流選手

2022年FIFAワールドカップカタール大会で出場しない8名の一流選手 スポーツ

11月21日、ついにFIFAワールドカップカタール大会が開幕します。日本も出場を決めて、あとは最高のコンディションで現地に赴くばかりとなりました。スポーツベッティングに参加する方は各国の最新オッズを見たり、グループごとの試合結果や順位表をチェックしておきましょう。

先日、W杯前最後のFIFAランキングが発表されましたが、依然ブラジルは優勝候補のポジションをキープしています。スポーツベッティングのオッズは5倍で、その後をフランス、アルゼンチン、イングランド、スペインが追う形となっていますが、今回のW杯では、あの「イタリア」の名前が見当たりません!さらに、海外チームで活躍をしている選手の多い「スウェーデン」「コロンビア」も予選で敗退しています。ということは、世界的な選手が出場を果たせなかったということになります。

ここではFIFAワールドカップカタール大会2022で、惜しくも出場を逃した選手を振り返りながら、所属チームや過去の実績などをご紹介します。また、スポーツベッティングはワールドカップオッズをチェックして、マネーライン、オーバーアンダー、コレクトスコア、Yes Or Noなどの多彩なベッティングマーケットを利用しましょう。

目次

ズラタン・イブラヒモビッチ:スウェーデン

ズラタン・イブラヒモビッチ(Zlatan Ibrahimović, )選手はスウェーデン出身で、現在セリエAのACミランに所属しています。スウェーデンはW杯のヨーロッパ予選で勝ち抜くことができず、必然的にW杯を逃してしまった形となります。40歳を超えるズラタン選手はサッカー選手としてのキャリアも長く、ヨーロッパ各国の名門チームで多大な功績を収めています。

所属していたクラブはスウェーデンのマルメ、オランダのアヤックス、イタリアのユヴェントスとインテル、スペインのバルセロナ、イタリアのACミラン、フランスのパリ・サンジェルマン、イングランドのマンチェスターユナイテッド、米国のLAギャラクシーです。

6歳からサッカーを始めたズラタンは、幼いころからゴールの才能に秀でていたと言います。早々と才能を開花させ、2008年には機敏なパスワーク、ボールを懐に入れゴールに持ち込む豪快なシュートパフォーマンスでセリエAで得点王に輝きました。また、米国LAギャラクシー時代は、スポルティング・カンザスシティ戦で見事なハットトリックを成し遂げ、クラブの最多得点記録をマークしています。世界のフィールドに立った経験のある、バリバリのキャリ派ですが、今回のW杯は残念ながら逃しています。カタールの地で切れのあるドリブルを見たかったファンも多かったはずです。

ジョルジョ・キエッリー二:イタリア

サッカーファンの方は、FIFAワールドカップカタール大会で「イタリア」の文字がないことに、違和感のある方も多いでしょう。ジョルジョ・キエッリーニ選手はイタリア・ピサ出身で米国メジャーリーク・ロサンゼルスFCに所属しています。ポジションはディフェンダーでかつてのイタリア代表メンバーの一人です。ロサンゼルスFC以外は、リヴォルノ、ローマ、フィオレンティーナ、ユヴェントスなど母国の名門に在籍をしていました。

記憶に新しいのは2019年のチャンピオンリーグ戦で通算500試合の出場を果たしたことでしょう。ジョルジョ選手の強みは相手のアクションを完璧なシャットアウトするディフェンドの正確さです。チームからの信頼も厚く、相手の動きを体を張って止める姿は多くのファンを魅力してやみません。何といっても、チームメイトのプレーを助け、完全なる堅守に徹底するスタイルが魅力です。今回のW杯ではイタリアが予選敗退となり、出場のチャンスを逃しています。

また、アカデミックな面もあり、イタリアの名門トリノ大学を卒業しています。また、ゴリラがドラムをたたくような愉快なパフォーマンスで多くの観客を笑顔にしてくれるコミカルな一面もあります。デビューから通算645試合に出場しているジョルジョ選手。次のW杯ではぜひともお目にかかりたいですよね!

トニ・クロース:ドイツ

トニ・クロース(Toni Kroos)選手はレアルマドリード所属でドイツ出身の選手です。彼の凄いところは驚異的なパスの成功率を誇ることでしょう。狭いエリアでも正確にパスを回し、ゴールにつなげる頭脳とコントロール力を持っています。両親ともにスポーツ選手という家計に育ったため、幼いころからスポーツの英才教育を自然に受けていたとも語っています。

クロース選手のデビューはドイツ・ブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンで、わずか17歳という若さでした。デビュー戦のエネルギー・コットブス戦では前半18分で2点をアシストするファインプレーを見せて話題となりました。さらに、2014年のW杯ブラジル大会ではミッドフィルダーとして華麗なパフォーマンスを発揮し、ドイツ優勝を導きました。ここでFIFAマン・オブ・ザ・マッチを受賞しています。

2016年にレアルマドリードと契約を結びますが、UEFAスーパーカップでは強豪セビージャFC戦でパス成功率96%をマークしています。さらに、2014年のW杯では79本中76本をこぼさずパスしたという偉業を成し遂げています。つまり、トニ選手はボールを確実にチームメイトに渡す「プロ」ということになりますね。とにかく、パスを通すのが上手い選手ということで「ギャルソン」というニックネームもついたそうです。カタール大会ではドイツのスタメンに入っていないと言われており、もしそれが本当であればかなり残念です。

モハメド・サラー:エジプト

リバプールのスーパースターといえばこの人!エジプト代表のモハメド・サラー(Mohamed Salah)選手でしょう。迷いのない切れ切れのドリブルと高い身体能力を武器にゴールを量産しています。2018年にはリーグ戦でトータル32得点をマークし、ロナウド選手やスアレス選手の31点を超えトップとなりました。

サラー選手の魅力は圧倒的なスピード、繊細なファーストタッチで相手のディフェンダーを突破する見事なドリブル技術に集約されます。常にチャンスメイクの瞬間を狙い、それを無駄にしない精神力の強さは計り知れません。とくに右サイドからのアタックが得意で、シュートの成功率は16%以上を誇ります!

アタッカーとしての立ち位置を保ちながら守備にも徹底する選手なので、チームからの信頼性もかなり厚いです。攻撃だけに偏らず、試合全体を見通して自分でタスクを拾っていくのがサラー流。エジプトは予選落ちしてしまったので、カタールの地でお目にかかることができないのが残念でなりません。

アーリング・ハーランド:ノルウェー

アーリーン・ハーランド(Erling Haaland)選手はノルウェー代表の選手です。勢いのあるノルウェーチームでしたが、惜しくも予選でW杯出場を果たせなかったため、カタール大会ではお目にかかれません。

アーリングはプレミアリーグ・マンチェスターシティに所属するフォワード選手で、

195cmという長身を活かした、ゴールに押し込むようなシュートが特徴です。2015年からノルウェーのブリンFK、モルデFK2、オーストリアのレッドブル・ザルツブルグ、ドイツのボルシア・ドルトムントでの活躍経験があります。また、19歳でハットトリックを達成し、チャンピオンリーグ史上3番目に若い選手として称賛されました。RBザルツブルグ時代は日本の南野拓実選手とタッグを組み、互いにアシストしながらチームアタックを引率しました。ハットリックの天才とも言われるアーリング。たとえカタール大会は逃しても、その華麗なボール裁きは健在です。

ルイス・ディアズ:コロンビア

ルイス・ディアズ(Luis Diaz)はコロンビア代表選手です。過去のW杯2回の出場経験がありますが、2022年のカタール大会予選では、UEA、オーストラリアの大陸間予選のプレーオフをわずか1点差で逃してしまいました。今回の予選でコロンビアは引き分けが多く、予選を突破するに十分な勝ち点を獲得できなかった背景があります。

ルイスのクラブキャリアはバランキージャ、アトレティコ・ジュニア、ポルト、そして現在所属しているリバプールです。切れ味の良いドリブルと左サイドからカットインする足の速さ、そして自らフィニッシュを決める技術を全ゲームで存分に発揮しています。プレミアリーグでは屈強な相手にも果敢に立ち向かうメンタルの強さと、自らゴールチャンスを作る技を見せつけました。ルイスファンは4年後のW杯に期待をつなげましょう。

ピエール・エメリク・オーバメヤン:ガボン

ピエール・エメリク・オーバヤン(Pierre-Emerick Aubameyang)はガボン代表選手です。コロンビアはW杯予選でサラー選手のいるエジプトに押され、敗退してしまいました。彼は名門アーセナルを退団した後、バルセロナ、そしてチェルシーに移籍を遂げています。

彼は、父親と二人の兄弟もがサッカー選手で過去にガボン代表で試合に出場した経験があるというサッカー一家で育っています。持ち前の脚力とボールを離さないテクニックに優れており、ゴールアシスト、ディフェンスにも力を抜かない職人気質な選手でもあります。長い足から生まれるゴール前のシュートを2022年FIFAワールドカップカタール大会で見ることはできませんが、引き続きプレミアリーグでの活躍を応援したいですね。

セルジオ・アグエロ:アルゼンチン

アルゼンチンのスーパースター・セルジオ・アグエロ(Sergio Agüero)選手。実は、2021年の試合中に不整脈を起こし、フィールドを後にしてしまいした。セルジオ選手はスペイン1部のバルセロナに所属していますが、治療のため3か月間クラブを離脱すると発表されたのです。

セルジオ選手はアルゼンチン・ブエノスアイレス州キルメス出身で、わずか10歳の時にCAインデペンディエンテでサッカーのキャリアをスタート。若干15歳で名門チームのデビューを飾ります。リーグ戦でも積極的にゴールを決め、「マラドーナの後継者」「ニュー・メッシ」などと言われ話題となりました。

鳴り物入りしたマドリード時代には驚きのポテンシャルを発揮し、2007年にはFIFA世界最有望選手賞、アントニオ・プエルタ賞など輝かしいアワードを獲得しています。その後、一流クラブ・マンチェスターシティに移籍し、テクニカルなハットトリック、足先の華麗なアクションを磨いて得点王、プレイミアリーグ最優秀選手賞を受賞しました。残念ながら、2021年12月に引退を発表することになりましたが、世界中のセルジオファンは翌年に控えるFIFAワールドカップカタール大会での活躍を待ち望んでいたに違いありません。

もちろん、フィジカル面で問題がなければ出場していたでしょう。そのため、今回のW杯出場しないというよりは、そうせざるを得なかったということになります。

まとめ

2022年FIFAワールドカップカタール大会で出場しない8名の一流選手

2022年FIFAワールドカップカタール大会は8つの豪華なスタジアムで開催されます。今回出場しない、またはできなかった一流選手の思いを乗せて、各国代表に素晴らしいパフォーマンスを見せてもらうことを期待しましょう!

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