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現代で生活するうえで欠かせないスマホ。
本当にスマホ一台で何でもできる時代になりましたよね。
つい先日にもiPhone 14が発売され、その進化は止まることを知りません。
しかし、その進化の裏では私たちの脅威となりうるウィルスも進化し続けていることを忘れてはなりません。
以前は、携帯 ウィルス対策なんて必要ないという認識が普通でした。
しかし、スマホが手放せない現代において、日々のスマホ利用をより安心かつ安全なものにするためにも、スマホのセキュリティ対策は必須です。
今回はiPhoneにフォーカスしてスマホのセキュリティを高める方法についてご紹介させていただきます！
iPhone（iOS）のセキュリティって実際どうなの？
まず始めに、私たちが日々使用しているiPhoneに備わっているセキュリティシステムについて簡単におさらいしていきましょう！
ウェブサイト閲覧中に表示される警告
ウェブサイト閲覧中、「詐欺サイトの警告」や「安全性の低いセキュリティ」といった警告表示を目にした経験がある方もいるかと思います。
これらの警告は住所やクレジットカード番号などの個人情報が盗み取られてしまう可能性が高いサイトに対して表示される警告となっています。
IDやパスワード漏えいの勧告
IDやパスワードをiPhoneに登録することでログインする際の手間を大幅に省いてくれるキーチェーン機能にも、パスワードが漏えいした可能性がある場合に「セキュリティに関する勧告」として警告表示がなされます。
確認方法は、「設定→パスワード」の手順でできるため、警告表示がされているアプリに関してはパスワードの変更をおすすめします。
アプリを個別に隔離して管理する箱「サンドボックス」
「サンドボックス」という言葉自体、多くの方にとって聞き馴染みのない単語かと思いますので簡単に説明させていただきます。
例えば、私たちがウィルスを含んだアプリをダウンロードしてしまった際、最も恐れるのはそのウィルスを含んだアプリによって端末が故障してしまったり、他のアプリやウェブサイトなどに登録されている個人情報を盗まれてしまったりすることですよね。
悪質なアプリが端末や他のアプリに影響を及ぼす事態を防ぐために、私たちがインストールしたアプリひとつひとつは「サンドボックス」という箱によって個々に隔離して管理されているのです。
App Storeの厳しいアプリ審査
アプリをインストールする際、私たちが何気なく使っているApp Storeですが、実はApp Storeでアプリを一般公開することはとんでもなく難しいということをご存じですか？
アプリの審査基準として、ユーザー情報を不正に取得するプログラムがないか、検索最適化のみを目的としたメタデータの追加がないかなどをApp Reviewと呼ばれる部門に所属する方々によって全て手動で確認されています。
このApp Storeの審査に対して、多くのプログラマーが相当手を焼いているそうですが、私たちユーザーからするとむしろ信頼のおける仕組みといえますよね。
iPhoneにセキュリティソフトは必要ない？
上記にご紹介させていただいた通り、iPhoneには、かなり厳重なアンチウィルスのためのセキュリティ機能が標準搭載されていることが分かっていただけたかと思います。
そのため、プライベート用としてしかスマホを使っていない場合は純正のセキュリティのままで十分です。
しかし、他社製のスマホと比較するとiPhoneにはかなり厳重かつ高度なセキュリティが備わってはいますが、やはり完璧ではありません。
したがって、スマホを仕事用としても使っている場合は情報漏えいが致命的な損害となる恐れもあるため、セキュリティソフトを追加することをおすすめします。
iPhoneにセキュリティソフトを追加する際の注意点
iPhoneにセキュリティソフトを入れる際は「iOSでの互換性がある製品か」を必ず確認してください！
もし誤ってAndroid版のセキュリティソフトをインストールしてしまうと、本体の故障やセキュリティ性能の低下につながってしまったという事例もあるため細心の注意が必要です。
以下ではiOSと互換性のあるセキュリティソフトを一部ですがご紹介させていただきます。
検討する際の参考としていただければ幸いです。
- ノートン モバイル セキュリティ iOS 版
PCのアンチウィルスソフトとして有名なノートンの商品です。
ウェブやデバイスセキュリティはもちろんのこと、「デバイスレポート」という過去30日間のWi-Fi ネットワークや Web サイト、デバイスの脆弱性、危険なアプリの分析を確認できる機能も搭載されています。
- カスペルスキー インターネット セキュリティ for iOS
2021年より実装されたカスペルスキー製の最新セキュリティソフトです。
この製品の最大の魅力は、「Wi-Fi安全性診断」「Wi-Fi利用時の通信暗号化（VPN接続）」「ジェイルブレイク（脱獄）の検知」といった機能が無料版でも使用できるという点にあります。
ただし、「危険サイト対策」や「アカウントの不正流出チェック」は有料版のみとなりますので注意が必要です。
格安セキュリティソフトはおすすめできない！？
特にiPhone（iOS）では格安セキュリティソフトはおすすめできません！
その理由として、前述した通りiOSと互換性のあるセキュリティソフト自体が本当に希少だからです！
「普段使いでも一応セキュリティソフトを入れておきたい…」などの考えから格安セキュリティソフトを検討する方が多いようですが、iPhone自体のセキュリティ低下につながりかねないためおすすめできません。
OSを最新状態に保ってセキュリティを強化！
プライベートのみの使用ならば、変に格安セキュリティソフトを入れたりするのではなく、OSと本体更新によってiPhoneを最新の状態に保ってセキュリティを強化することをおすすめします。
無論、抜かりなくセキュリティを強化したい場合は上記に記載した注意点に従って、セキュリティソフトを検討してみてください。
さいごに
今回はiPhoneのセキュリティを高める方法についてご紹介させていただきました！
インターネットが張り巡らされている現代では、ひとつの情報漏えいが致命的な一撃になりかねません。
情報社会である現代だからこそ、これを機にお使いのスマホのセキュリティについて見直してみてはいかがでしょうか。
